鳥撮坊主の放浪記

野鳥観察を趣味とする大学生の筆者が自然とのふれあいをお届けします。

信州、初夏の森(後半戦)

最近、自惚れという漢字を”じぼれ”と読んだことを指摘され、かなりショックを受け、恥ずかしい思いをした鳥撮坊主です。うぬぼれ、うぬぼれ、うぬぼれ・・・

 

さて、信州の森後半戦もいろいろな鳥たちとの出会いがありました。

森の中で私のことをまったく恐れずどんどんこちらへ向かってくるのは、、、

アカハラです。ほんとにびっくりするほど警戒心がない!もしかして人間に捕まるかもしれない、もしかして人間に食べられるかもしれない、もしかして人間に踏みつぶされるかもしれない、、、かもしれないことを一ミリも考えてなさそうな毅然とした態度の鳥でした。(ちょっと憧れる)

 

前半戦に出てきたキビタキオオルリたちにもたくさん出会うことができました。

キビタキ

オオルリ

 

そして、初夏の森では鳥たちが必死に餌探しや巣材探しにいそしんでいます。

ヒガラがくわえているのはコケ?でしょうか。たしかにこれは生まれてくる雛たちのベッドを作るのに使えそうです!

 

ふと耳を澄ますとタララララ・・・タララララ・・・というとても小気味よい音が聞こえてきます。この音の正体は、、、

アオゲラ(キツツキの仲間)が木を叩く音でした。前に木がかぶっていてだいぶ見づらいですね💦 アオゲラを撮影している場所にはリスもやってきて生き物パラダイスになってきました。

 

木の上のアオゲラとリスに夢中になっていた私がふと目線を下にやると、なんと目と鼻の先にクロツグミが!

クロツグミ

今回、私の中で本命だった鳥が至近距離に現れ、震える手でシャッターを切りました。

一見地味そうですが、黒の光沢がかっこいい!黄色いアイリングもめちゃくちゃかわいいのでお気に入りの野鳥です。旅の別れにと近くまで会いに来てくれたみたいでなんだかうれしかった!しばらくお互い見つめあった後、彼は森の中へと帰っていきました・・・

おしまい。